生物多様性保全

bet365 ボーナスコードグループと生物多様性の関係性マップ

企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)が開発した「企業と生物多様性の関係性マップ」を参考に、海運業のライフサイクルと生物多様性への影響、及び関係した当社の取り組みを纏めたものです。当社は、船を調達する・運航する・処分する、などの全過程において生物多様性に影響を与える可能性があるということを認識し、今後も、さまざまな対策を実施していきます。

bet365 ボーナスコードグループと生物多様性の関係性マップ

bet365 ボーナスコードグループと生物多様性の関係性マップ
  1. ※1デュアルレーティングシステム
    高速運航時と減速運航時のそれぞれに最適な2つの出力レンジを任意で選択できるシステム
  2. ※2MT-FAST
    プロペラ前方に複数の翼を取り付けることで、プロペラの回転から生まれる旋回流による損失エネルギーを回収する省エネ装置
  3. ※3ROSE:Report Of Ship's movement and Environment
  4. ※4SIMS:Ship Information Management System
  5. ※5LiVE:Latest Information for Vessel Efficiency
    SIMS/ROSEで取集したビッグデータを可視化し、最適運航の為の判断を助けるシステム(ポータルサイト)
  6. ※6VPAS:Vessel Performance Analysis System
    船舶から送られる各種データを基に性能を解析するソフト
  7. ※7Capt's DOSCA
    最新の気象・海象予測情報を船舶へ配信するシステム
  8. ※8バラスト水処理装置
    船舶が航行時のバランスを取るために船内に貯留するバラスト水(海水)に対して、混入している海洋生物の殺菌を行う装置のこと。貨物を揚げた時に海水をバラスト水として注入し、貨物を積むときに排出する。バラスト水を殺菌処理する事で、生態系のかく乱を防ぐ。

「ネイチャーポジティブ※1宣言」※2を発出

当社が取り組んでいる外洋の環境DNAサンプリングや森林の整備を手掛ける森林再生プロジェクト「ゆうのもり」がネイチャーポジティブ実現に向けた取り組みと合致していると考え、当社は2024年10月に2030生物多様性枠組実現bet365 ボーナスコード会議(J-GBF)が呼びかける「ネイチャーポジティブ宣言」を発出しています。

  1. ※1ネイチャーポジティブ(自然再興)
    自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させることを意味する
  2. ※2「ネイチャーポジティブ宣言」は、ネイチャーポジティブ実現に向けた第一歩として、ステークホルダーがそれぞれの活動を表明する宣言

bet365 ボーナスコード

当社は「経団連 生物多様性宣言」の趣旨に賛同し、2009年12月に「経団連生物多様性宣言」推進パートナーズに参加し、また、2010年10月に発足した「生物多様性民間参画パートナーシップ」へも参加しています。当社は今後も生物多様性宣言及び行動指針に則った事業活動を行っていきます。

バラスト水を適正に処理し、生物の多様性を保全

海洋環境に影響を及ぼす水生生物の越境移動を防止するために、IMOにおいてバラスト水管理条約が2017年9月に発効しました。この条約では、バラスト水処置装置※1の順次搭載を義務付けています。当社グループでは、計画的にバラスト水処理装置の搭載を進め、2024年には全船への搭載が完了する予定です。

bet365 ボーナスコード
bet365 ボーナスコード
  1. ※1バラスト水処理装置
    船舶が航行時のバランスを取るために船内に貯留するバラスト水(海水)に対して、混入している海洋生物の殺菌を行う装置のこと。貨物を揚げた時に海水をバラスト水として注入し、貨物を積むときに排出する。バラスト水を殺菌処理する事で、生態系のかく乱を防ぐ。

環境DNAを用いて自然共生社会を実現

当社は2022年6月1日に設立された、環境DNAを用いた自然共生社会の実現を目指す「ANEMONE※1コンソーシアム」へ参加し、生物多様性を保全する活動に協力しています。環境DNAとは、水中や土壌中などの環境中に存在する生物由来のDNAを指し、これを分析することによりそこに住む生物の種類を知ることができます。今後、環境DNAを用いて生物多様性を見える化し、生物の保全や計画的活用につなげていくことが期待されています。
当社は、当社グループの運航船にて外洋の環境DNAサンプリングを行い、北海道大学、東北大学に提供しています。提供したサンプルは北海道大学、東北大学で分析され、その結果は「ANEMONEデータベース」にて公表されています。
当社は今後も、「ANEMONEコンソーシアム」の一員として、生物多様性の保全・回復に貢献していきます。

  1. ※1ANEMONE:All Nippon eDNA Monitoring Networkの略称。環境DNA(eDNAと同義)を利用し、生物多様性を観測するネットワークのことを指す。