当社は、新型コロナウイルスの感染拡大で医療崩壊の危機に瀕しているインドへの緊急医療支援として医療用酸素シリンダー988本を、政府と連携して対応に当たっているタタ・グループ傘下のタタ・スティール社のCSR部門であるタタ・スティール・ ルーラル・ディベロップメント・ソサエティへ、5月28日と6月9日の2回に分けて無償提供しました。空輸された医療用酸素シリンダーは同国内の自治体に届けられ、様々な医療機関に配布されます。

当社は、1893年に初の遠洋定期航路となるボンベイ航路を開設して以来、海上輸送を通じた通商貿易でインドの経済発展に寄与する一方、同国との友好関係を深めてきました。インドは当社グループにとって重要なビジネス拠点であるばかりでなく、大切な船員供給国の一つであり同国への支援には大きな意義があります。

ESG経営を推し進める当社グループにとって国際社会との共存共栄は、社会とともにより良い地球社会の実現に貢献するというグループの企業理念に基づくものです。

一日も早い感染の収束を心よりお祈りしています。