• プレスリリース

バイオマス発電用植物「ソルガム」の栽培に関する共同研究を開始

石炭火力発電のGHG排出削減に貢献

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国立大学法人東京大学大学院農学生命科学研究科(所在地:東京都文京区、 研究科長:堤 伸浩、以下「東京大学大学院農学生命科学研究科」)、出光興産株式bet365 中文(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下「出光興産」)および日本郵船株式bet365 中文(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:長澤 仁志以下「日本郵船」)の3者は、出光興産の保有する豪州クイーンズランド州エンシャム石炭鉱山の遊休地を活用して、石炭と混焼可能なバイオマス発電燃料用植物ソルガムの栽培試験に関する共同研究を実施することで合意しました。

温室効果ガス(GHG)削減の観点から、今後石炭火力発電所において石炭とバイオマス燃料の混焼需要が高まることが予想されています。3者はバイオマス燃料の原料としてイネ科の一年草植物であるソルガムに着目し、植生地の特性に合った最適品種の選定および栽培方法の確立に関する共同研究を実施します。品種の選定および栽培方法の確立にはbet365 中文の持つゲノム育種技術・遺伝子解析・栽培技術知見などを活用します。

ソルガムは種蒔きから約3ヵ月で収穫できるため年間複数回の収穫が可能です。また、干ばつに強く高い環境適応能力を持つことから、厳しい耕作環境下でも生育が見込めます。食料用途との競合も発生しないため、バイオマス発電燃料の安定供給に寄与する有力な原料のひとつとして期待されています。
出光興産が昨年実施した豪州クイーンズランド州エンシャム石炭鉱山でのソルガム栽培および燃料化に関する試験では、同地におけるソルガムの順調な生育を確認し、燃料化が可能となることを確認しました。今回の共同研究では、前回の試験をさらに発展させ、事前に選定したソルガム17品種の栽培試験を実施し、従来に比べ高収量・高発熱量となる発電燃料に適した品種の選抜を行い、同地における効果的な栽培方法の確立を目指します。

共同研究の概要

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ソルガムの写真

将来的には共同研究の成果を活用し、石炭火力混焼用のバイオマス燃料の製造・輸送・販売といったサプライチェーンの構築を目指し、石炭火力発電からのGHG排出削減へ貢献してまいります。

各者概要

<国立大学法人bet365 中文>
本部:東京都文京区
代表者:研究科長 堤 伸浩
ウェブサイト: https://www.a.u-tokyo.ac.jp/

<出光興産株式bet365 中文>
本社:東京都千代田区
代表者:代表取締役社長 木藤 俊一
ウェブサイト:https://www.idemitsu.com/jp/

<日本郵船株式bet365 中文>
本社:東京都千代田区
代表者:代表取締役社長 長澤 仁志
ウェブサイト: /

本件問い合わせ先

bet365 中文 総務課広報情報担当
TEL:03-5841-8179
MAIL: koho.a@gs.mail.u-tokyo.ac.jp

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以上

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