CLS決済と照合作業の電子化で資金効率改善と業務効率化に寄与
当社は2024 年 11 月から、資金効率の改善と業務プロセスの合理化を目的に、外国為替取引に関わる業務に外為決済ソリューション「CLS決済(Continuous Linked Settlement)」とBloomberg社が提供する「FXGO®照合決済サービス(FXGO-CMS)」を導入しました。
CLS決済
CLS(注)が提供する外国為替取引の同時決済サービスです。これまで取引金融機関ごとに個別に行われていた決済を一行にまとめることが可能で、外国為替取引の決済リスクの削減や、ネッティング決済を通じた資金効率の改善を目的として利用されています。
当社は、株式bet365 アプリ三菱 UFJ 銀行の提供する「CLS銀行決済Third Partyサービス」を活用し、複数の金融機関との外国為替取引をネッティング決済することで、業務効率と資金決済効率を向上させます。
導入前後の決済取引イメージ
FXGO-CMS
CMSは、Bloomberg社がFXGOの一環として提供する電子照合プラットフォームであり、外国為替取引における約定内容の確認をオンライン上で完結させることができます。本システム導入により、これまで紙面で行っていた照合作業を、電子プラットフォーム上で自動照合できるようになり、業務効率化ならびにペーパーレス化に寄与します。当事者間の確認プロセスが自動化されることによって、当社における実務処理の遂行が合理化されると共に、作業ミスの削減及び業務コストの低減を図ります。
当社は引き続き、時代の変化に柔軟に対応しながら、最先端の技術やITシステムを意欲的に導入し、業務効率化およびコスト競争力強化を目指します。
(注)CLSは、外国為替市場の主要な当局や市場参加者の協力により2002年に設立され、CLS決済やCLSNetなどの外国為替市場のためのサービスを提供しています。外国為替市場の円滑な運営に不可欠であるとして、システム上重要な金融市場インフラストラクチャーに指定されています。
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。